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映画『罪の声』

2021年4月23日(金)Blu-ray&DVD発売!

小栗旬×星野源

脅迫テープに残された子供の声

「俺の声だー」

35年の時を経て蘇る宿命。

日本中を震撼させた劇場型犯罪の真相に迫る!

CREDIT

小栗 旬 星野 源 松重豊 古館寛治 / 宇野祥平 篠原ゆき子 原菜乃華 阿部亮平 / 尾上寛之 川口覚 阿部純子 / 水澤紳吾 山口祥行 / 堀内正美 木場勝己 橋本じゅん 桜木健一 浅茅陽子 高田聖子 佐藤蛾次郎 佐川満男 宮下順子 塩見三省 正司照枝 沼田爆 岡本麗 若葉竜也 須藤理彩 市川実日子 火野正平 / 宇崎竜童 梶芽衣子 原作 塩田武士『罪の声』(講談社文庫)  監督 土井裕泰  脚本 野木亜紀子  音楽 佐藤直紀  主題歌 Uru『振り子』(ソニー・ミュージックレーベルズ) プロデューサー 那須田淳 渡辺信也 進藤淳一 撮影 山本英夫 美術 磯見俊裕 露木恵美子 照明 小野晃 録音 加藤大和 編集 穗垣順之助 助監督 藤江儀全 衣装 宮本まさ江 記録 加山くみ子 制作担当 吉田智 間口彰 キャスティング おおずさわこ ラインプロデューサー 橋本靖 宣伝プロデューサー 江上智彦 製作 「罪の声」製作委員会 制作会社 TBS SPARKLE フィルムフェイス ©2020 映画「罪の声」製作委員会 配給 東宝

INTRODUCTION

小栗旬×星野源 日本中を震撼させた未解決事件。 脅迫テープに使われたのは、幼き頃の自分の“声”だった―

小栗旬×星野源。人気と実力を併せ持つ今の日本エンタメ界を牽引する2人が映画初共演となるこの秋最大の注目作『罪の声』。
原作は、2016年の「週刊文春」ミステリーベスト10で第1位を獲得するなど高い評価を得た塩田武士のベストセラー小説。フィクションでありながら、日本中を巻き込み震撼させ未解決のまま時効となった大事件をモチーフに綿密な取材と着想が織り交ぜられ、事件の真相と犯人像に迫るストーリーが“本当にそうだったのではないか”と思わせるリアリティに溢れ、大きな話題を呼んだ。

事件に翻弄されながらも、その奥に眠る真実に向かって力強く進む2人の男。
主人公の新聞記者・阿久津英士を演じるのは小栗旬。これまでも数多くの話題作に出演し、近年では『銀魂』シリーズでのコミカルな演技から『君の膵臓をたべたい』『人間失格』での繊細な演技まで幅広い役を演じ、満を持して『ゴジラVSコング/(原題)GODZILLA VS. KONG』でハリウッド映画にも進出!35年以上前に起き、すでに時効となっている犯罪史上類を見ない劇場型犯罪の真相と謎の犯人グループを追う新聞記者を、その圧倒的な存在感で演じます。

もう一人の主人公・曽根俊也を演じるのは星野源。映画初主演の『箱入り息子の恋』『地獄でなぜ悪い』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、俳優・音楽家・文筆家として幅広く活躍している星野が、父から受け継いだテーラーを営み、平凡な毎日を過ごす中で、偶然にも幼少時の自分が知らないうちにこの日本中を震撼させた未解決の大事件に関わっていたことを知ってしまう男を繊細に演じます。

監督は、『いま、会いにゆきます』『涙そうそう』『麒麟の翼』『ビリギャル』など映画ファンからも評価の高い数々の大ヒット作を手掛けてきた土井裕泰。
脚本は、「逃げるは恥だが役に立つ」「重版出来!」などで土井監督とタッグを組み、「アンナチュラル」や「MIU404」も手掛ける野木亜紀子が担当。

さらに、主題歌を担当するのは、ドラマ「テセウスの船」でも大きな話題を呼び、その独特の歌声と音楽性で多くのファンを魅了するUru。本作のために書き下ろした儚くも力強い楽曲「振り子」が、作品世界を優しく包み込みます。

35年の時を経て蘇る哀しき宿命 ――
観るもの全ての心を突き刺す感動のヒューマンミステリー大作が誕生する。

STORY

翻弄される運命。救うべきもの。本当の“罪”とは―。 いま明かされる、かつて日本中を震撼させた未解決事件の真相!

35年前、日本中を巻き込み震撼させた驚愕の大事件。
食品会社を標的とした一連の企業脅迫事件は、誘拐や身代金要求、そして毒物混入など数々の犯罪を繰り返す凶悪さと同時に、
警察やマスコミまでも挑発し、世間の関心を引き続けた挙句に忽然と姿を消した謎の犯人グループによる、
日本の犯罪史上類を見ない劇場型犯罪――

大日新聞記者の阿久津英士(小栗旬)は、
既に時効となっているこの未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、取材を重ねる毎日を過ごしていた。
一方、京都でテーラーを営む曽根俊也(星野源)は、
家族3人で幸せに暮らしていたが、ある日、父の遺品の中に古いカセットテープを見つける。
「俺の声だ――
それは、あの未解決の大事件で犯人グループが身代金の受け渡しに使用した脅迫テープと全く同じ声だった!

やがて運命に導かれるように2人は出会い、ある大きな決断へと向かう。
「正義」とは何か?「罪」とは何か?
事件の深淵に潜む真実を追う新聞記者の阿久津と、
脅迫テープに声を使用され、知らないうちに事件に関わってしまった俊也を含む3人の子供たち。
昭和・平成が幕を閉じ新時代が始まろうとしている今、
35年の時を経て、それぞれの人生が激しく交錯し、衝撃の真相が明らかになる――
ORIGINAL
定価 : 本体920円(税別)
講談社文庫
原作:『罪の声』塩田武士 著(講談社文庫)

第7回山田風太郎賞受賞作。
「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、本屋大賞第3位。
圧倒的な取材と着想で、昭和最大の未解決事件を描いた傑作長編小説。

著:塩田 武士(シオタ タケシ)
1979年兵庫県生まれ。関西学院大学卒業後、神戸新聞社に勤務。2010年『盤上のアルファ』で第5回小説現代長編新人賞、'11年、将棋ペンクラブ大賞を受賞。同書は'19年NHKでドラマ化された。'12年、神戸新聞社を退社。'16年、『罪の声』で第7回山田風太郎賞を受賞、同書は「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、第14回本屋大賞第3位にも選ばれた。'19年『歪んだ波紋』で第40回吉川英治文学新人賞を受賞。ほかの著書に『女神のタクト』『ともにがんばりましょう』『崩壊』『雪の香り』『拳に聞け!』『騙し絵の牙』などがある。

©塩田武士/講談社